GIFと産業界の対話シリーズ#2
LFR Developers: Blykalla - スェーデンにおけるBlykalla社の商用LFRの開発状況
GIF主催のウェビナーで、Blykalla社が小型モジュール炉(SMR)と鉛冷却高速炉(LFR)向けに開発している耐腐食鋼材と窒化ウラン燃料の最新の開発状況を学びましょう。
革新的なSEALER-One炉の設計、包括的な安全評価、許認可プロセス、進行中の立地調査について紹介します。
Blykalla社は、スウェーデンでの立地を想定した初号機であるSEALER-One炉の設計、許認可取得、建設に注力しています。
この原子炉は、想定熱出力70MWで9.9%の濃縮ウランを含む窒化ウラン燃料を使用します。
この原子炉から産み出される高品質の熱をバイオマス熱分解プロセスや高温電解槽による水素製造プロセスに提供する予定です。
今回のウェビナーでは以下について紹介します。
- 耐腐食鋼材の実用化プログラムや窒化ウラン燃料製造の適格性の確認方法など、Blykalla社の研究開発イニシアチブについて紹介します。
- スウェーデンでのSEALER-One炉の許認可取得のプロセスと課題、および立地調査の現状を紹介します。
- 第4世代原子炉技術の開発とその市場投入までの課題と成功、およびGIFの様な組織がこれらの取り組みをどのようにサポートできるかを議論します。
Q&A セッションでは、最初のプレゼンテーションを基に、Blykalla社が第4世代原子炉の実用化に向けてどのように取り組んでいるかをさらに理解する場を提供します。
本ウェビナーは、GIFが国内外の研究開発プログラムや産業界のニーズと課題を結びつけ、GIFコミュニティが産業界との実りある協力を行うための新たな道を構築する方法を見出すために、
産業界の代表者と議論を行うシリーズの第2回目です。
GIF-LFR暫定運営委員会の共同議長であるENEAのDr. Mariano Tarantinoがこのウェビナーを進行します。
- 日時
2024年7月17日 午後9:30(日本時間)から
- タイトル
Status of Blykalla’s commercial LFR development in Sweden
- 講演者
Prof. Janne Wallenius, Professor of Reactor Physics at KTH Royal Institute of Technology, cofounder and CTO of Blykalla
- ファシリテータ
Dr. Mariano Tarantino, Co-Chair of the GIF LFR pSSC / ENEA
参加申し込みはこちらから:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_ilokG5H2TjG9_7Jo3QmrHA#/
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