GIFと産業界の対話シリーズ#1
LFR Developers: newcleo - 小型モジュール鉛冷却高速炉技術の開発と展開を支援するnewcleoの研究開発プログラム

　newcleo による MOX 燃料 SMR-LFR(小型モジュール炉-鉛冷却高速炉) の開発をご紹介します。 彼らは、2030年代初頭にMOX燃料製造プラントと実証炉を稼働させ、続いて200MWeの初号機と一群の後継機を稼働させることを目指しています。 newcleo は、自身の原子炉の設計において、安全性、シンプルさ、コンパクトさ、コスト競争力を強調しています。これらの特徴は、 設計を合理化する鉛冷却材の特性と革新的なソリューションに基づくものであるとされています。同社の広範な研究開発プログラムでは、 技術の向上を目指し、課題に対処するための段階的な戦略をサポートしています。 また、構造材料とコーティング技術、1次系機器の健全性と性能確認、ハンドリングシステム、ISI&R、及び大規模施設での統合試験など、 newcleo の研究開発重点分野について詳しくご紹介します。イタリアの国家新技術・エネルギー・持続可能経済開発局（ENEA）の 既存のインフラ設備の改修や、新しい試験施設 (CAPSULE、CORE、OTHELLO、DCI、MANUT など)を通じて特定の研究開発ニーズに どのように対応しているかをご紹介します。第4世代原子炉技術の開発と市場投入における課題と成功、さらに GIF などの組織が どのようにその取り組みをサポートできるかについて議論します。また、質疑応答セッションでは、第4世代原子炉の実現に何が 必要かについて、さらに理解し、直接見解を聞くことができます。

本ウェビナーは、国内外の研究開発プログラムや業界のニーズと課題を結びつけ、GIFコミュニティが業界との実りある協力を 行うための新たな道を育むためには、どのような進め方が良いかを見出すために、GIFが業界の代表者と話し合うシリーズの第1回目です。
GIF-LFR暫定運営委員会の共同議長であるENEAのDr. Mariano Tarantinoがこのウェビナーを進行します。

• 日時
  2024年6月20日 午後9：30（日本時間）から
  


• タイトル
  newcleo's R&D Programme in support of Small Modular Lead-cooled Fast Reactor Technology Development and Deployment
  


• 講演者
  Dr. Fabio Moretti, Head of R&D Thermal Hydraulics Unit, newcleo
  


• ファシリテータ
  Dr. Mariano Tarantino, Co-Chair of the GIF LFR pSSC / ENEA
  

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